Sample Web Site

読み聞かせのポイント

親も読み聞かせを楽しむ

読み聞かせ

読み聞かせをするときは、親も一緒に絵本を楽しみましょう。子どもは大人の感情を敏感に感じ取ります。義務感だけで読んでしまうと、子どもは絵本を楽しめません。 また、「うまく読もう」「子どもの教育に役立てよう」と、考えすぎても読み方に違和感が出てしまい、子どもはすぐに飽きてしまいます。 まずは、大人が絵本を楽しむことが大切です。絵本の中にはすてきな世界が広がっています。大人が読んでも考えされられたり、くすっと笑えたり、感極まって泣いてしまうような話がたくさんあります。 子どもは大人が楽しんで絵本を読んでいる方が夢中になってくれるので、肩の力を抜いて気楽に読みましょうね。

読み聞かせに集中する

読み聞かせをしているときは、絵本を読むことに集中しましょう。大人の気がそぞろの状態では、子どもは楽しめません。テレビやスマホの音を消すことはもちろんのこと、時間に余裕を持って読み聞かせを始めるといいですよ。 子どもの成長はあっという間です。長い人生のうち、絵本を読み聞かせる時間はそれほど多くはありません。子どもと過ごす時間を大切にしましょうね。

子どもの反応を見ながら読む

子どもの反応を見ながら読み聞かせをしましょう。絵本を読んでも子どもが聞いてくれないのは、絵本の内容が理解できないからかもしれません。子どもの成長はそれぞれ違うので、その子に合った読み方をする必要があります。 例えば、大人のペースで次々とページをめくってしまうと子どもは話についていけません。これでは少しも楽しくないので、話を聞くことをやめてしまいます。また、絵をじっくり見ているのに、それを中断されるのも面白くありませんよね。 読み聞かせをするときは子どもの反応を見ながら、ペースを合わせて読み進めましょう。 子どもは好奇心が旺盛です。純粋に絵本を楽しめるように大人が配慮しましょう。

絵本に合わせて読み方に変化をつける

ユーモアあふれる絵本なら読み方に変化をつけてみましょう。アレンジをせずに自然に読むと、子ども自身の想像力を育てる効果が期待できるのですが、年齢が低い子どもは飽きやすくなります。 ユーモアがある絵本を読み聞かせるときは強弱をつけたり、間を開けたり、絵本を揺らしてみましょう。子どもが笑うシーンがあれば、あえて繰り返してみるのもおすすめ。ほんの少しの工夫で、子どもは絵本の世界に引き込まれていきますよ。 ただしやりすぎると絵本の内容が頭に入ってこないので、過剰に演出するのは避けた方がよさそうです。遊びの時間ではなく、読み聞かせの時間だということを忘れないようにしましょうね。 ちなみに、寝かしつけのために絵本を読み聞かせるなら、静かにゆっくりと読むことがおすすめです。寝かしつけ専用の絵本を用意しておくと、子どもは読み聞かせが眠る合図だと認識するのでスムーズに眠りにつくことができます。寝る前の絵本は、寝かしつけのストレスを解消させる効果も期待できるのです。

年齢別の本の選び方

絵本を選ぶときは、子どもの年齢を考慮しましょう。子どもの興味を引く本を選ぶことも、読み聞かせの時間を楽しくするポイントです

■0歳 ロングセラーの中から、我が子に読んであげたいと感じた本を選ぶのをおすすめしています。長く読み継がれている赤ちゃん絵本は、シンプルで優しい気持ちになれるものが多いです。

■1歳 言葉を話しはじめた1歳児にオススメなのが、同じ言葉の繰り返しが多い絵本です。子どもは繰り返しが大好きなので、子どもが満足するまで付き合ってあげましょう。

■2歳~3歳 ちょうどイヤイヤ期真っ盛り。イヤイヤ期は、どうしても「あれダメ、これダメ」と言ってしまうことが多くなる時期です。パパママが怒ってばかりでは、子どものイヤイヤもパワーアップするばかり……。そこで、絵本の読み聞かせで穏やかな気持ちでしつけをしてみましょう。

■4~5歳 小学校入学前に数や図形、生き物の名前などを覚えてほしいという方には、自然と知育につながる絵本がオススメです。

■6歳 絵本を読んできた積み重ねにより、昔話絵本や物語絵本をおススメします。